三菱重工、子会社のMSJ資産管理が特別清算開始

AI要約

三菱重工業の連結子会社が特別清算開始の申し立てを行ったことが発表された。

2018年に設立された国産ジェット旅客機開発の会社が、23年2月に開発中止を決定し、残務処理が進み特別清算開始に至った。

三菱重工業は引き続き、残務処理を進めながら、今後の事業展開に向けて取り組んでいく予定。

三菱重工業は4日、連結子会社のMSJ資産管理(東京都千代田区)が東京地方裁判所に特別清算開始の申し立てを行ったと発表した。三菱重工は2008年3月にMSJ資産管理の前身のエムジェットを設立。同年4月に三菱航空機に社名変更して国産ジェット旅客機開発に取り組んだが、23年2月に開発中止を決定した。残務処理に一定のめどが立ったことから、特別清算開始の申し立てを行うこととした。