米自動車販売、第2四半期は伸び鈍化 CDKへのサイバー攻撃が影響

AI要約

第2・四半期の米国内自動車販売が伸びが鈍化したことが報告された。米CDKグローバルのサイバー攻撃も影響している。

自動車大手のGMやトヨタ、現代自動車、ホンダの販売台数は前年比でそれぞれ増加したが、伸びは鈍った。

テスラは値下げや販売奨励策により、予想よりも小幅な納入台数減少となった。

米自動車販売、第2四半期は伸び鈍化 CDKへのサイバー攻撃が影響

[2日 ロイター] - 2日に公表されたデータから、第2・四半期の自動車大手による米国内自動車販売の伸びが鈍化したことが分かった。自動車ディーラーやメーカーにソフトウエアを提供する米CDKグローバルが6月下旬にサイバー攻撃を受けたことが響いた。

米ゼネラル・モーターズ(GM)の販売台数は0.6%増。前年同期は19%増だった。

トヨタ自動車は約9%増と、伸びは前年の約20%増を大幅に下回った。

韓国の現代自動車は約2%増。前年同期は14%増だった。

ホンダも約2%増だった。

電気自動車(EV)大手テスラは、値下げや販売奨励策が支えとなり、第2・四半期の納入台数は予想の5%減よりも小幅な減少にとどまった。