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徹底したマーケティングで立教大生の心をつかむ 【次世代美容師:「ラボヌールヘアーレーヴ 池袋店」志村大成スタイリスト】
SNSにより個人での集客が可能になった今、美容師の“セルフブランディング”の重要性が増している。さらに多様な働き方が可能になったり、得意分野を持つ“特化型美容師”が登場したりするなどの背景もあり、これまでの画一的なフレームを超える個性や特徴を備えた美容師が求められている。
そうした“次世代型”の美容師にスポットを当てる当連載。第1回は、“大学生のマーケティング”に長けた「ラボヌールヘアーレーヴ(La Bonheur hair reve)池袋店」の志村大成スタイリストに話を聞いた。
WWD:美容師になったきっかけと、簡単な経歴は? 志村大成「ラボヌールヘアーレーヴ 池袋店」スタイリスト(以下、志村):人と関わる仕事がしたくて、最初は教師を考えていたのですが、“人の生活に関わることができる”という点に惹かれて美容師を選びました。
![徹底したマーケティングで立教大生の心をつかむ 【次世代美容師:「ラボヌールヘアーレーヴ 池袋店」志村大成スタイリスト】](/img/article/20240701/66829b037d1db.jpg)
SNSにより個人での集客が可能になった今、美容師の“セルフブランディング”の重要性が増している。さらに多様な働き方が可能になったり、得意分野を持つ“特化型美容師”が登場したりするなどの背景もあり、これまでの画一的なフレームを超える個性や特徴を備えた美容師が求められている。そうした“次世代型”の美容師にスポットを当てる当連載。第1回は、“大学生のマーケティング”に長けた「ラボヌールヘアーレーヴ(La Bonheur hair reve)池袋店」の志村大成スタイリストに話を聞いた。
WWD:美容師になったきっかけと、簡単な経歴は?
志村大成「ラボヌールヘアーレーヴ 池袋店」スタイリスト(以下、志村):人と関わる仕事がしたくて、最初は教師を考えていたのですが、“人の生活に関わることができる”という点に惹かれて美容師を選びました。美容学校を卒業してからは、都内の数店舗を経て当サロンに入社しました。周りのスタッフの人柄や、スタッフ教育がしっかりしている点が自分に合っていたので、この店に落ち着いた感じです。
WWD:顧客層は?
志村:お店が池袋の駅前にあるので、池袋に買い物に来る人や、埼玉方面在住の人が多い印象です。年齢的にいうと、私自身が26歳ということもあり、同年代かそれ以下の顧客が多いですね。特に、近くに立教大学があるので、立教大生(女性)がすごく多いです。
WWD:顧客の特徴は?
志村:東京・青山や表参道の美容室に通う人は、「このスタイルにしたい」「この美容師に切ってもらいたい」と明確に決まっているケースが多いと思うのですが、池袋はもう少しフランクですね。明確な仕上がりのイメージよりも、何となく“日々の生活の中に溶け込むおしゃれ”を求めるお客さまが多いです。例えば韓国スタイルにしたくて、韓国風のファッションに身を包んで来店する、といったお客さまは少ないですね。極端なデザインは、求められていない印象です。基本的にはナチュラルで、韓国好きのお客さまなら少し韓国テイストをプラスする、といったところでしょうか。そういう意味では、青山や表参道のサロンとは戦い方が違うと思います。