トヨタ世界販売台数、5月は0・3%増の84万681台…プリウス生産停止で国内は12・7%減

AI要約

トヨタ自動車が5月の世界販売台数を発表。海外販売は好調だったが、国内販売が減少し相殺された。

北米では新型車の売れ行きが好調で14・9%の増加を記録。一方、中国における値下げ競争が激しく6・9%の減少となった。

国内ではプリウスの生産停止による影響で販売が急減。後部座席ドアの不具合が原因とされる。

 トヨタ自動車が27日発表した5月の世界販売台数(トヨタ、レクサス両ブランド)は前年同月比0・3%増の84万681台だった。海外販売が2・4%増で5月として最高を更新したが、国内販売が12・7%減と落ち込み、相殺された。

 北米が14・9%増と販売を伸ばした。新型車の売れ行きが好調だったという。一方でアジアは6・9%減と落ち込んだ。値下げ競争が激しい中国(13・6%減)での低迷が響いた。

 国内販売の急減は、プリウスの生産停止が影響した。後部座席ドアの不具合でリコールがあった。