コロナ脱却、物価高を反映 今年上半期の日用品販売

AI要約

調査会社インテージ(東京)による2024年上半期の日用品売れたものランキングが発表され、化粧品や医薬品、飲食品が上位にランクインした。

化粧品部門ではパックが首位に躍り出ており、韓国コスメのブームや女性タレントの紹介によって54%増の売上を記録した。

一方、医薬品部門ではインバウンドの人気が高い医薬品がランクインし、飲食品部門では値上げの影響が大きく表れている。

 調査会社インテージ(東京)は27日、2024年上半期の日用品の売れたものランキングを発表した。上位にはパックなどの化粧品、インバウンド(訪日客)の人気が高い医薬品、値上げの影響が大きい飲食品が並んだ。担当者は「新型コロナウイルス禍からの脱却や物価高といった世相を映している」と分析した。

 全国にあるコンビニやスーパー、ドラッグストアなど約6千店の1~5月の販売額を集計し、前年同期比で順位付けした。首位は54%増のパックで、女性タレントが紹介した商品や韓国コスメのブームが後押しした。頬紅は18%増えて7位に入った。2位は33%増の靴クリーム。