NY株反落、299ドル安 持ち高調整の売り膨らむ

AI要約

25日のニューヨーク株式市場は6営業日ぶりに反落し、ダウ工業株30種平均が299.05ドル安の3万9112.16ドルで取引を終えた。

持ち高調整の売り注文が増加し、前日終値からの下げ幅は400ドルを超える場面があった。

28日には米個人消費支出(PCE)物価指数の発表が控えられ、FRBの利下げ姿勢を注視する動きから下げ幅は限られた。

 【ニューヨーク共同】25日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反落し、前日比299.05ドル安の3万9112.16ドルで取引を終えた。前日まで5営業日連続で上昇したことなどを背景に、持ち高調整の売り注文が膨らんだ。前日終値からの下げ幅は400ドルを超える場面があった。

 ただ、28日に5月の米個人消費支出(PCE)物価指数の発表を控え、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げへの姿勢を見極めようとの思惑から下げ幅は限られた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は4営業日ぶりに反発し、220.83ポイント高の1万7717.65。