「くうぞ、万博。」 月の石ハンバーグなどオリジナル料理の発信スタート 大阪商工会議所

AI要約

2025年大阪・関西万博で食の魅力を活かすため、大阪商工会議所などが「万博メニューでおもてなしプロジェクト」を始動。

参加店舗には、万博をテーマにしたオリジナルメニューの考案を呼びかけ、SNSで発信するとともに、大阪や万博を訪れる人たちに食べ歩きを提案。

プロジェクトのキャッチコピーは「くうぞ、万博。」で、メニュー例として「アメリカ館の月の石ハンバーグ」が挙げられている。

2025年大阪・関西万博を大阪らしく食の魅力で盛り上げようと、大阪商工会議所などは24日、万博にちなんだメニューを交流サイト(SNS)で発信する「万博メニューでおもてなしプロジェクト」をスタートさせた。

大商と大阪観光局、万博にパビリオンを出展する大阪外食産業協会が大阪府内の飲食店や食品関係事業者に対し、万博がテーマとする「いのち」や「万博の思い出」などにちなむオリジナルメニューの考案を募集。メニューの写真を、日本語や外国語での紹介文とともにSNSで発信する。

参加店舗をまとめたオンライン地図を配布し、大阪や万博を訪れる人たちに食べ歩きしてもらうほか、一部のメニューは大商が参画する大阪ヘルスケアパビリオンなどでの提供も予定している。

プロジェクトのキャッチコピーは、本家万博の「くるぞ、万博。」を想起させる「くうぞ、万博。」。メニュー例として、万博食堂(同府吹田市)の「アメリカ館の月の石ハンバーグ」などを挙げている。このメニューは1970年大阪万博で人気を集めた月の石に着想を得たといい、同店で実際に提供されている。

大商の鳥井信吾会頭(サントリーホールディングス副会長)は24日の定例会見で「『食い倒れ街・大阪』を国内外に発信し、万博のレガシー(遺産)にしたい」と意気込みを語った。(井上浩平)