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マセラティ MC20のスペシャルシリーズ「イコナ」と「レジェンダ」を限定販売
マセラティは2004年にモータースポーツ シーンで活躍した「MC12」の誕生から20周年を記念して、MC20の限定スペシャルシリーズ「イコナ(Icona)」と「レジェンダ(Leggenda)」を発表した。
MC12は、2004年から2010年にかけてモータースポーツで活躍し、マセラティの歴史に大きな影響を与えた。MC20はその流れを受け継ぎ、2020年に新時代を切り開いた。
MC20の「イコナ」は、マセラティのアイコンとなるべく製作された30台の限定車で、デザインは1961年のマセラティ バードケージ「ティーポ61」からインスパイアされている。
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2024年6月18日、マセラティは2004年にモータースポーツ シーンで活躍した「MC12」の誕生から20周年を記念して、MC20の限定スペシャルシリーズ「イコナ(Icona)」と「レジェンダ(Leggenda)」を発表した。
2004年、マセラティはMC12によって37年ぶりにモータースポーツシーンに復帰した。ジョルジェット・ジウジアーロによって設計され、フェラーリ由来のV12エンジンを搭載。車名のMCはマセラティ コルセ(レーシング)の略、12はV12を意味した。当時としてはマセラティの歴史上最速の量産車で、最高速度は330km/h、0→100km/h加速は3.8秒。生産台数は、わずか50台だった。
MC12は、2004年から2010年の間に、スパ・フランコルシャン24時間レースの3勝をはじめFIA GT選手権で27勝し、ヴィータフォン レーシングチームは6度のチームチャンピオンシップと2度のFIA GT1世界選手権を含む5度のドライバーズチャンピオンシップ、そしてマセラティは2度のコンストラクターズ チャンピオンシップを獲得している。
そんなMC12は、現在のマセラティのスーパースポーツカー、MC20の誕生に大きな影響を与えたことは間違いない。100%イタリア製で、革新的なV6ネットゥーノ エンジンを搭載した最初のモデルとして、2020年にマセラティの新時代の始まりを示した。
今回発表された2種のMC20 スペシャルシリーズは、それぞれ30台の限定モデルだ。まず、MC20「イコナ」。イコナとはイタリア語でアイコンの意味。2004年のMC12 ストラダーレと同じボディカラーで、これは1959年から61年に生産された、マセラティ バードケージ「ティーポ61」にインスパイアされ、デイトナ24時間レースに出走したマセラティ トロフェオ ライトへのオマージュでもある。
パーソナライゼーション プログラムであるフォーリセリエにより、ビアンコ オーダーチェ マッテ(マットのホワイト)とブル ストラダーレ(ブルー)のカラーリングで、フロントフェンダー後ろのMC20ロゴの下にはイタリア国旗が配されている。
クロームメッキのホイールはトライデント デザイン。中央のハブキャップはシルバーで、トライデントのマークは対照的なブルーだ。ブレーキキャリパーも青く塗られ、ミラーは自動調光機能付き、エンジンカバーはカーボンファイバー製となる。