父の日のプレゼント選びに助っ人…「日本酒ソムリエAI」を高崎高島屋が導入

AI要約

高崎市の高崎高島屋で日本酒ソムリエAIが導入され、人々の日本酒選びを手助けすることが紹介されています。

ソムリエAIはセントマティック社が開発し、香りや風味に関する知識を学習しています。

父の日に向けて贈り物にぴったりの日本酒を選ぶ際にも、ソムリエAIが役立つことが期待されています。

 高崎市の高崎高島屋は、好みの日本酒を人工知能(AI)が選んでくれる「日本酒ソムリエAI」を和洋酒売り場に導入した。16日の「父の日」に向けて、「どれを選んだら良いか分からない」という人たちの助けになりそうだ。

 ソムリエAIは、香りに関する事業を展開するセントマティック社(東京都)が開発。日本酒の風味や人の香りの感じ方を学習したAIが、自分や贈る相手のイメージに合わせた酒を提案してくれる。

 タブレット端末のスタート画面には「味わいから選ぶ」「ギフトとして贈る」などが表示され、例えば「気分から選ぶ」を選択した後に「落ち着きたい」「静かな湖」と進むと、果樹園に積もる初雪のイメージとして「水芭蕉フローラル スパークリング」(川場村・永井酒造)やマスカットのような甘みとシャープな酸味の「手作り大盃大吟醸」(高崎市・牧野酒造)など3本の日本酒を提案してくれる。

 父親など贈りたい相手のイメージに合わせた日本酒も選べる。父の日が近づくと売り場が混雑するといい、同店は「店員が対応するまでの間、AIを使ってみてほしい」としている。