チャットGPT有料会員増、オープンAIの売上高は1年で3倍超

AI要約

オープンAIの売上高が急速に増加し、現在は34億ドルに達している。この増加の要因は、対話型AIサービス「チャットGPT」の有料会員数の増加にある。

過去1年間で売上高は3倍以上に増加し、最近1か月の売上高は12倍にもなった。オープンAIは非上場企業であり、詳細な財務情報は非公開である。

売上高の大半はチャットGPTの有料サービスや開発者向けのAIサービスから得られており、米アップルとの提携によりさらなる成長が期待されている。

 【ニューヨーク=小林泰裕】米ネットメディア「ジ・インフォメーション」は12日、オープンAIの現在の売上高が年換算で34億ドル(約5300億円)となり、この1年で3倍超に増えたと報じた。対話型AI(人工知能)サービス「チャットGPT」の有料会員が増加したことが要因としている。

 最近1か月の売上高を12倍して計算した。昨夏時点では約10億ドルだった。オープンAIは非上場で、売上高などの詳しい財務情報を公開していない。

 売上高の大半は、チャットGPTの有料サービスと開発者向けのAIサービスから得られたものだという。10日には米アップルとの提携が発表されており、チャットGPTの利用拡大がさらに進むとの見方もある。