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一連のトラブルで約22万人に影響 JR西が謝罪 「設計ミス」「装置誤作動」「指令所のミス」が原因
JR西日本は11日と12日に連続して発生した運行トラブルについて、影響を受けた乗客数などを謝罪しました。
11日には揺れを検知する装置が誤作動し、10路線で1時間運転を見合わせるトラブルが発生。12日には設計ミスが原因で信号トラブルが2回発生し、乗客3本分の運転が見合わせられました。
JR西日本は車両・装置の点検や指令員の教育を強化する方針を示しています。
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14日、JR西日本は会見を開き、11日と12日に運行トラブルを立て続けに3回発生させ、22万人あまりに影響を出したことについて謝罪しました。
JR西日本によりますと、11日午後4時すぎ、京都線を走行中のサンダーバードが周囲の列車を緊急停止させる信号を発報し、10路線で約1時間運転を見合わせました。
配線の不具合により、揺れを検知する装置が誤作動したということです。
12日は午前1時前、京都線向日町駅の信号が赤のまま変わらないトラブルが発生し、乗客を乗せた列車3本が2時間半近く運転を見合わせました。
設計ミスが原因で、向日町駅の信号を管理するシステムに本来必要な機能が組み込まれていなかったということです。
同じく12日の午前7時前には、京都線茨木駅の信号が赤のまま変わらなくなり、復旧に3時間近くかかりました。
大阪指令所のミスで、26両編成の長い貨物列車を茨木駅からはみ出るかたちで停車させていたことが原因だったということです。
JR西日本は一連のトラブルで22万人あまりに影響が出たことを謝罪し、車両・装置の点検や、指令員の教育を徹底するとしています。