テスラ株主、マスク氏報酬案を承認 560億ドル規模
AI要約
テスラ株主はイーロン・マスクCEOの報酬案を承認
株主総会ではテキサス州への法人登記移転案が承認される
マスク氏は新しい章を開く意向を示す
Hyunjoo Jin Ross Kerber Akash Sriram
[１３日 ロイター] - 米電気自動車（ＥＶ）大手テスラの株主は１３日、イーロン・マスク最高経営責任者（ＣＥＯ）の５６０億ドル規模の報酬案を承認した。
テキサス州オースティンで年次株主総会を開いた。テスラの法人登記をデラウェア州からテキサス州に移転する案や、マスク氏の弟キンバル氏とジェームズ・マードック氏の取締役再任案なども承認された。
報酬案は２０１８年の株主総会で承認されたが、その後に一部の株主が高額すぎるとして取り消しを求めて提訴。デラウェア州衡平法裁判所は今年１月、原告側の主張を認めて取り消しを命じていた。
マスク氏は株主総会で「われわれはテスラの新しい章を開くだけでなく、新しい本を始めようとしている」と述べた。
