愛知県で自動運転車両の定期運行開始 シャトルタクシーで幹線道路を走る

AI要約

愛知県は2024年度に名古屋市内で自動運転車両の定期運行を開始する。10月には名古屋市昭和区と名古屋駅を結ぶシャトルタクシーが始動し、全国初の幹線道路を走る自動運転車両となる。

自動運転車両は3列シートのミニバン「シエナ(トヨタ自動車)」を利用し、定員は約5人。利用者はスマートフォンで呼び出して乗車可能で、運賃は無料となる。

この他に中部国際空港周辺やモリコロパークでも自動運転車両による実証実験が行われ、コミュニティバスや園内バスの運行などが検証される。

愛知県で自動運転車両の定期運行開始 シャトルタクシーで幹線道路を走る

 愛知県は2024年度に名古屋市内で自動運転車両の定期運行を開始するとともに、県内2地域で技術面、安全面を検証する実証実験を行う。

 10月に開業するSTATION Ai(名古屋市昭和区)と名古屋駅付近の約5キロメートルを自動運転車両で結ぶシャトルタクシーとして定期運行する。交通量の多い都市部の幹線道路で時速50キロメートルなど車速に沿った自動運転車両による定期運行は全国初という。

 使用車両は、ミニバン「シエナ(トヨタ自動車)」をベースとした3列シートの車両で、定員は約5人。スマートフォンで呼び出して乗車する。運賃は無料。

 また、中部国際空港島(常滑市)と周辺地域では、コミュニティバスの自動運転化を想定した定期運行や、中部国際空港連絡道路を含むルートで輸送力の高い中型バスによる安定走行の検証を行う。

 モリコロパーク(愛・地球博記念公園、長久手市)では、ジブリパークの各エリアを結ぶ園内バス東ルートで、歩車混在空間での運行を検証する。