日経平均終値、156円安の3万8720円

AI要約

東京株式市場で、日経平均株価が2日連続で値下がりし、前日比156円24銭安の3万8720円47銭となった。

米国の経済統計で物価上昇が鈍化し、米金利が低下したことから、IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数が過去最高値を更新した。

朝方は電子部品や半導体関連株で買いが先行したが、日本銀行の金融政策会合が控えていることから売りが広がり、日経平均は下落に転じた。

 13日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)の終値は、前日比156円24銭安の3万8720円47銭だった。2日連続で値下がりした。

 前日に米国の経済統計で物価上昇(インフレ)が鈍化した。米金利が低下し、IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数が過去最高値を更新した。この流れで、朝方は電子部品や半導体関連株で買いが先行し、日経平均の上げ幅は前日終値比で300円を超えた。その後、日本銀行が金融政策を決める会合が14日に控えることへの警戒感から売りが広がり、下落に転じた。金利低下を受け、収益が下がる銀行や保険株の値下がりが目立った。

 東証株価指数(TOPIX)は24・66ポイント低い2731・78。