ヤマハ「XSR900GP」を往年のレーサー風に 「YAMAHA Yard Built」最新プロジェクト公開

AI要約

ヤマハモーターヨーロッパは、カスタムプロジェクト「Yard Built」最新情報「Back to the Paddock(バック・トゥ・ザ・パドック)」を公開しました。

Yard Builtでは、XSR900GPをベースにランディ・マモラ選手が1987年型「YZR500」をオマージュした車両を制作。

フレームの切断や溶接を行わず、ボルトオンパーツやアクセサリーを使用し、XSR900GPのカスタマイズ容易さを実証。

スタイリッシュなレーサーパックやカラーマッチのアンダーカウル、アクラポビッチエキゾーストなどが装備され、80年代のノスタルジックな雰囲気を演出。

デカールはEddy Speelman氏、ペインはRobert Lammers氏が担当。1987年型のマシンカラーリングを再現し、スポンサーロゴは「Fasters Sons」に変更。

2024年6月12日~16日に開催されるフランスのビアリッツで開催されるフェスティバル「Wheels and Waves Festival」で公開予定。

ヤマハ「XSR900GP」を往年のレーサー風に 「YAMAHA Yard Built」最新プロジェクト公開

 ヤマハモーターヨーロッパは、カスタムプロジェクト「Yard Built」最新情報「Back to the Paddock(バック・トゥ・ザ・パドック)」を公開しました。

 Yard Builtでは、これまで同社のモデルをベースにした様々な仕様のカスタム車両が展開されてきましたが、最新プロジェクトでは日本でも発売されたばかりの「XSR900GP」をベースに、500ccレースで13回の優勝経験を持つランディ・マモラ選手が駆った1987年型「YZR500」をオマージュした仕様に仕上げられています。

 ヤマハモーターヨーロッパによると、マモラ選手が1年間で3回の優勝と9回の表彰台を獲得し、プレミアクラスで準優勝を果たしことが1987年型を選んだ理由といいますが、同カスタムでは、フレームの切断や溶接は一切行わず、代わりにボルトオンパーツやアクセサリーを使用し、XSR900GPのカスタマイズの容易さを実証。

 スタイリッシュなレーサーパックを装備し、カラーマッチのアンダーカウル、テールタイディホルダー、80年代のノスタルジーを感じさせるアクラポビッチエキゾーストを追加。

 デカールはEddy Speelman氏、ペインはRobert Lammers氏が担当していますが、Robert氏は「マモラ・デザインのペイントを依頼され、とても光栄でした。ランディはヤマハの絶対的なアイコンなので、バック・トゥ・ザ・パドックのために彼のYZRのカラーリングを再現するのはとてもふさわしいことです。レッド、ホワイト、ブラックのトリプルカラーブロックに、フロントとテールにイエローを散りばめた1987年型マシンのラインは、とても印象的だからそのままにしたかったんです。XSR900 GPは、そのままでも素晴らしく、レトロな雰囲気がとても強いです」とコメントしています。

 なお、同カスタムでは当時のスポンサーロゴ「Lucky Strike(ラッキーストライク)」の変わりにヤマハの提案するライフスタイル・レーベル「Fasters Sons」を採用。

 2024年6月12日~16日にフランスのビアリッツで開催されるフェスティバル「Wheels and Waves Festival」で発表される予定となっています。。