バイトダンス、インドネシアのEコマース部門で450人削減へ-関係者

AI要約

中国発の動画共有アプリTikTokを運営するByteDanceが、インドネシアの電子商取引部門で約450人を削減することを発表。

人員削減はTikTokショップ事業をトコペディアと統合して以来初のもので、約9%の従業員が対象となる見込み。

ByteDanceは機能の重複解消を目指し、広告や運営担当を含む電子商取引チーム全体で人員削減を進めており、具体的な削減数は検討中。

(ブルームバーグ): 中国発の動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営する字節跳動(バイトダンス)は、インドネシアの電子商取引部門で約450人を削減する。今年1月にTikTokショップ事業をゴートゥー・グループ傘下のトコペディアと統合して以来初の人員削減となる。

事情に詳しい複数の関係者によると、今回の人員削減は同部門の従業員の約9%が対象で、早ければ今月中にも開始される見通し。最終的な削減数は現在検討中で、状況の変化に応じて変わる可能性があるという。

協議は公表されていないとして関係者が匿名で語ったところでは、バイトダンスは機能の重複解消などに向け、広告や運営担当を含む電子商取引チーム全体で人員削減を進めている。TikTokショップとトコペディアの統合後、同社のインドネシア電子商取引部門の従業員数は約5000人となった。

バイトダンスの担当者はコメントを控えた。

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原題:ByteDance to Cut 450 Jobs in Indonesia After Tokopedia Deal(抜粋)

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