〔ロンドン外為〕円、157円台前半(11日正午)

AI要約

ロンドン外国為替市場では、円相場が様子見ムードの中、ドル高・円安の動きを見せている。

朝方に一時157円39銭近辺を付けた後、米長期金利の動向を注視しながら円買い・ドル売りが優勢となり、正午にかけてじり高となったが、FOMCの結果を待ち構える雰囲気。

ユーロは円高・ユーロ高、ドルはポンドやスイス・フランに対しての取引相場も示唆されている。

 【ロンドン時事】11日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、同日から始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に様子見ムードが強まる中、1ドル=157円台前半で推移した。正午現在は157円04~14銭と、前日午後4時(156円85~95銭)比19銭の円安・ドル高。

 円は朝方に157円20銭台を中心に取引された後は弱含みに推移し、序盤に一時157円39銭近辺を付けた。その後は時間外取引での米長期金利の動きなどを眺めて持ち高調整の円買い・ドル売りが優勢となり、正午にかけてじり高となった。ただ、FOMCの結果や米消費者物価指数(CPI)の発表を翌日に控え、積極的な売買は手控えられた。

 対ユーロは1ユーロ=168円69~79銭(前日午後4時は168円36~46銭)と、33銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0736~0746ドル(同1.0729~0739ドル)。

 ポンドは1ポンド=1.2738~2748ドル(同1.2712~2722ドル)。スイス・フランは1ドル=0.8963~8973フラン(同0.8967~8977フラン)。