「リセールバリュー」の高い車TOP5ランキング!2位はトヨタ「アルファードハイブリッド」、1位は?
車を購入する際は、将来、車を乗り換えるときのことを考えて、「リセールバリュー」をあらかじめ考慮する方もいるかもしれません。
「リセールバリュー」とは「将来売却するときにつく価値」のこと。「残価率」と呼ばれることもあります。
リセールバリューの高い車は値下がりしにくいため、乗り換え時に高く売れ、新しい車の購入費用をより多くカバーできる可能性があります。
本記事では、リセールバリューの高い車をランキング形式でご紹介します。現在、車の購入を検討している人は参考にしてください。
ある大手中古車売買サービスによると、リセールバリューの高い車ランキングは表1の通りです。
※2024年5月時点
表1
※筆者作成
1位はマツダのスポーツカー「RX-7」で、2位以下にはトヨタ車から4車種ランクインしました。トヨタ車はいずれも大型の車で占められています。
1位のRX-7はリセールバリューの変動幅が大きく、中にはさほど残価率が高くないケースもありますが、逆に200%に届きそうなほど価値が高く見積もられるケースもあることが分かります。ヴェルファイアも上下の変動幅が大きいですが、残価率の下限が80%以上と高く、人気の高さが顕著にあらわれています。
ただし、いずれも新しいモデルであるため、年式がリセールバリューに影響を与えた可能性もあります。
一概にはいえませんが、リセールバリューが高い車には以下のような特徴があると推察されます。
●年式が新しい車
●万人受けしやすいボディカラーの車(ホワイトやブラック、シルバーなど)
●希少な車(生産終了した人気車、台数が少ない車など)
●人気メーカーの車(国内外で人気のメーカー)
まとめると、人気や希少性がある車、すぐ手に入りづらい車などが、リセールバリューの高い車と考えられます。
ただしモデルチェンジにより型式が古くなったり、個体の状態が非常に悪かったりなど、状況によっては同じ車でもリセールバリューが下がる可能性は否定できないでしょう。