NY株、反落

AI要約

ニューヨーク株式市場は7日、ダウ工業株30種平均が反落し、米労働省の雇用統計が市場の警戒感を引き起こす。

ナスダック総合指数も下落し、FRBの利下げ開始が先送りされる可能性による売り注文が出た。

5月の非農業部門の就業者数が予想を上回る結果となり、市場は動揺している。

 【ニューヨーク共同】7日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、午前10時現在は前日比28.18ドル安の3万8857.99ドルを付けた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は48.40ポイント安の1万7124.72。

 米労働省が朝方発表した5月の雇用統計で、景気動向を敏感に示す非農業部門の就業者数が市場予想を上回り、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始が先送りされることへの警戒感が拡大。売り注文が先行した。