ソフトバンクもシャープ堺工場跡地にAIデータセンター構築へ 2025年中の本格稼働目指す

AI要約

ソフトバンクとシャープが大阪・堺工場の土地や建物を活用したAIデータセンターの構築に向け、2025年中の本格稼働を目指す基本合意を発表した。

ソフトバンクは2025年までにAI向け計算基盤に総額1700億円を投じ、400メガワットを超える規模のデータセンターを目指す。将来的に国内最大級のデータセンターになる見込み。

他にも同地域でKDDIがアジア最大規模のAI向けデータセンターを構築し、豚熱対策が必要な状況であることも明らかになっている。

ソフトバンクもシャープ堺工場跡地にAIデータセンター構築へ 2025年中の本格稼働目指す

ソフトバンクとシャープは7日、シャープの大阪・堺工場の土地や建物を活用したAI=人工知能のデータセンター構築に向け基本合意したと発表した。

敷地面積の約6割にあたる敷地に加えて、データセンターに活用できる建物や電源、冷却設備なども取得することで、2025年中の本格稼働を目指すとしている。

ソフトバンクは、2025年までに生成AI向けの計算基盤に総額1700億円を投じるとしていて、将来的にこのデータセンターの受電容量は400メガワットを超える規模に拡大する見込みで、実現すれば国内最大級のデータセンターになる。

シャープの堺工場跡地をめぐっては、KDDIが3日、アジア最大規模のAI向けのデータセンターを構築し、早期の稼働開始を目指すことで合意したことを明らかにしている。

佐賀県唐津市では2023年に養豚場で豚熱の感染が確認されていて、今回見つかった野生のイノシシはその養豚場付近で捕獲された。

坂本農水相は「今回の発生を受け、高い緊張感を持って豚熱対策を進めていくことが必要」としている。