〔ロンドン外為〕円、156円近辺(6日正午)

AI要約

ロンドン外国為替市場での円相場が1ドル=156円近辺で推移し、米長期金利の動きに影響された。

朝にはじり安となりつつも、昼前には155円80銭台まで強含んだが、重要イベントの発表を控え積極的な商いは見送られた。

対ユーロは円高・ユーロ安の動きがあり、欧州中央銀行の理事会や米雇用統計に注目が集まっている。

 【ロンドン時事】6日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、米長期金利の動きなどを手掛かりに持ち高調整の売買が交錯する中、1ドル=156円近辺で推移した。正午現在は155円99銭~156円09銭と、前日午後4時(156円28~38銭)比29銭の円高・ドル安。

 円は朝方は156円00銭台で取引された後、序盤にかけてじり安となり、一時156円38銭前後まで軟化した。その後は一転して買い戻しが優勢となり、昼前に155円80銭台まで強含んだ。ただ、この日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会や翌日の米雇用統計など重要イベント・指標の発表を控え、積極的な商いは見送られた。

 対ユーロは1ユーロ=169円66~76銭(前日午後4時は169円83~93銭)と、17銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0871~0881ドル(同1.0861~0871ドル)。

 ポンドは1ポンド=1.2776~2786ドル(同1.2754~2764ドル)。スイス・フランは1ドル=0.8907~8917フラン(同0.8941~8951フラン)。