レーザーテック、会計処理「適切に実施」 補足説明公表

AI要約

半導体製造装置メーカーのレーザーテックが、会計処理や製品需要に関する疑惑を否定し、補足説明を公表。

会計処理について適切な内部統制プロセスを用いて在庫評価を行い、評価損や減損などを適正に処理していると強調。

空売り専門の投資家が同社株を売り続けており、対応が注目されている。

Hiroshi Hashimoto

[東京 6日 ロイター] - 半導体製造装置メーカーのレーザーテックは6日、同社製品の需要動向や会計処理に関して、適切に実施している、との見解を公表した。

同社は5日、不正会計の疑惑について明確に否定する、とのコメントを発表。続けて、この日は補足説明を公表し、改めて同社の考えを強調した。

会計処理を巡っては、陳腐化や販売価格の下落などによる価値減少を内部統制プロセスに従い、適正に在庫評価に反映させており、評価損や減損などは適正に処理している、と説明している。

空売り専門の投資家、スコーピオン・キャピタルは日本時間5日、同社株を空売りしているとX(旧ツイッター)に投稿。その後、同社株への売りが続いている。