ブラックロックとシタデル、米テキサス州で新証取設立を計画

AI要約

米大手資産運用会社ブラックロックとシタデル・セキュリティーズを中心とするグループが、新たな証券取引所を米テキサス州に設立する計画を明らかにした。

新しい取引所は2025年に取引を開始し、2026年に最初の銘柄を上場する予定で、NYSEやナスダックのコンプライアンスコスト増加を回避したい企業を誘致するという。

取引所は既に約1億2000万ドルを調達し、年内にSECに登録書類を提出する予定と報じられている。

ブラックロックとシタデル、米テキサス州で新証取設立を計画

[4日 ロイター] - 米資産運用大手ブラックロックとシタデル・セキュリティーズを中心とするグループが、米テキサス州に新たな証券取引所を設立することを計画していると、シタデルの広報担当者が4日に明らかにした。

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が先に、テキサス証券取引所(TXSE)のジェームズ・リー最高経営責任者(CEO)の話とした伝えたところでは、同取引所は既に約1億2000万ドルを調達、年内に米証券取引委員会(SEC)に登録書類を提出する予定。

ブラックロックはロイターのコメント要請に返答していない。

TXSEは2025年に取引を開始し、26年に最初の銘柄の上場を目指す。ニューヨーク証券取引所(NYSE)やナスダックのコンプライアンス(法令順守)コスト増加を回避したいと考える企業を誘致するという。