コマツCFO、競合他社に劣るPBR改善に注力-投資家との対話も

AI要約

コマツの株価純資産倍率(PBR)が非常に低いことに取締役CFOが改善を目指す意向を示す。

投資家がコマツのキャッシュフロー成長率を低く見ていることが株価低下の理由の1つであり、グループ会社の評価方法を変更した。

投資家向けの広報活動を改善し、株主との対話の頻度を増やす方針も明らかにした。

(ブルームバーグ): コマツの堀越健最高財務責任者(CFO)は5日、自社の株価純資産倍率(PBR)は同業他社と比較すると非常に低く、改善に注力していると語った。

堀越CFOはブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、自社のPBRが低い理由の1つは、投資家がコマツのキャッシュフロー成長率を他社よりも低めに見ているためだとし、グループ会社の評価を投下資本利益率(ROIC)からキャッシュフローに変更したと述べた。

また、投資家向けの広報活動も改善する必要があるとし、株主との対話の頻度を増やしていく考えを示した。

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