ドイツ建設産業、今年4%縮小へ 雇用1万人減=業界団体

AI要約

ドイツ建設業連盟は、国内建設産業が4%縮小し、約1万人の雇用喪失が見込まれると発表した。

住宅建設の低迷と公共建設の予想を下回る状況が伝えられている。

唯一拡大が見込まれる商業建設では、売上高が1.5%増加する見通しとなっている。

ドイツ建設産業、今年4%縮小へ 雇用1万人減=業界団体

[4日 ロイター] - ドイツ建設業連盟(HDB)は4日、今年の国内建設産業が4%縮小するとの見通しを示した。従来予想は3.5%の縮小だった。約1万人の雇用喪失につながるとしている。

住宅建設が低迷し、売上高が実質ベースで12%減少する見通し。公共建設も予想を下回るとみられている。

ドイツの建設産業は金利上昇、インフレ、経済停滞で打撃を受けている。

唯一拡大が見込まれるのは商業建設で、売上高は1.5%増加する見通し。ドイツ鉄道、電力網事業者、地方交通機関からの大型受注が寄与するとみられる。