大裕鋼業 ベトナムCC収益化へ営業強化 需要回復、人材環境を整備 現地顧客の多さ強み

AI要約

大裕鋼業の独立系コイルセンターのベトナム事業拠点であるダイユー・スチール・ベトナム社が収益化に向けて営業活動や人材育成を強化している。

ベトナムでは不動産不況の影響で鋼材需要が低迷していたが、昨年の9月ごろから回復傾向が見られ、今後の成長が期待されている。

 独立系コイルセンター(CC)の大裕鋼業(本社=堺市、井上浩行社長)のベトナム事業拠点で、現地CCのダイユー・スチール・ベトナム社(DYV)が早期の収益化に向けて営業活動や人材育成などを一段と強化している。ベトナムでは長引く不動産不況のあおりで鋼材需要が落ち込んでいたが、「昨年9月ごろから大底を脱し、回復の兆しが出始めた。今後の成長が期待できる」(井上社長)と話す。