新興企業はやることが早い!リビアン「R1S」がわずか2年で内外を大刷新

AI要約

EV新興企業の「RIIVIAN」は、ブランド初のモデルである「R1」シリーズを大幅改良することが発表された。改良点として、新開発のヒートポンプや新しい92.5 kWリン酸鉄リチウムバッテリーパックを搭載することが挙げられる。

リビアンはわずか2年でテコ入れを行い、プロトタイプではグリルやヘッドライトがカモフラージュされている。また、内部LEDグラフィックや走行距離の向上なども改良される予定だ。

2025年モデルからNACSプラグが標準装備される計画だが、CCSポートの使用が続く見通し。リビアン改良新型のワールドプレミアは、6月27日のブランドの投資家デーで予定されている。

新興企業はやることが早い!リビアン「R1S」がわずか2年で内外を大刷新

米カリフォルニアを拠点とする、EV新興企業の「RIIVIAN」(リビアン)は、ブランド初のモデルとなる「R1」シリーズを大幅改良することがわかった。新開発のヒートポンプに加えて、スタンダードレンジモデルには、新しい92.5 kWリン酸鉄リチウム (LFP) バッテリーパックを搭載。このバッテリーは、現在の105.9kWhユニットと比較して69kg(152ポンド)軽量化される。

R1シリーズは2021年にピックアップトラック「R1T」を、2022年に大型SUV「R1S」と発売したばかりだが、わずか2年ではやくも大掛かりなテコ入れがなされる。

公開されたプロトタイプは、グリルとヘッドライトをカモフラージュしており、詳細は不明だが、ライトユニットの特徴的アウトラインはそのままに、内部LEDグラフィックが刷新されるという。

内部でも改革がなされる。リークされた文書によると、新開発のヒートポンプに加えて、スタンダードレンジモデルには、新しい92.5 kWリン酸鉄リチウム(LFP)バッテリーパックが積まれる。このバッテリーは、現在の105.9kWhユニットと比較して69kg(152ポンド)軽量化されるという。

また20インチホイールを装着したR1SおよびR1Tでは、市街地で380マイル(612km)、高速道路で322マイル(518km)走行できると伝えられており、改良前の316マイル(508km)から大きな向上となりそうだ。そしてされに大きな22インチホイールを装着すると、後続は市街地で405マイル(652 km)、高速道路340マイル(547 km)にまで拡大、21インチホイールは廃止されるという。

同ブランドでは、2025年モデルからNACSプラグが標準装備されると発表していたが、内部情報によると引き続きCCSポートを使用すると思われる。

リビアン改良新型のワールドプレミアは、6月27日のブランドの投資家デーが有力視されている。