〔ロンドン外為〕円、156円台後半(3日正午)

AI要約

週明けのロンドン外国為替市場では、円相場が円高・ドル安の動きとなり、1ドル=156円69~79銭に上昇した。

米金利の下落や米ISM製造業購買担当者景気指数(PMI)の予想による影響で、円は強含んだ展開となった。

対ユーロも円高・ユーロ安の動きを見せ、1ユーロ=169円81~91銭となった。

 【ロンドン時事】週明け3日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、米長期金利の下落を受けて円買い・ドル買いが優勢となり、1ドル=156円台後半に上昇した。正午現在は1ドル=156円69~79銭と、前週末午後4時(157円11~12銭)比42銭の円高・ドル安。

 円は序盤、米金利動向を眺めた展開となり、じり高で推移。この日発表される5月の米ISM製造業購買担当者景気指数(PMI)が好不況の分岐点を下回るとの市場予想が出る中、米金利の一段の下落も重なり、円は強含んだ。

 対ユーロは1ユーロ=169円81~91銭(前週末午後4時170円55~65銭)と、74銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0832~0842ドル(同1.0850~0860ドル)。

 ポンドは1ポンド=1.2708~2718ドル(同1.2726~2736ドル)。スイス・フランは1ドル=0.9004~9014フラン(同0.9017~9027フラン)。