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中国の景況感示す指数、3か月ぶりに好況・不況を判断する節目の「50」下回る
中国の製造業の景況感を示す指数が再び50を下回り、需要不足などの要因により低下していることが明らかになった。
不動産不況の影響や経済停滞の中、製造業の景況感が悪化しており、政府は在庫住宅の買い取りなどの対策を打ち出している。
しかし、製造業の指標は依然として低調であり、中国経済全体の課題が残っている状況が続いている。
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中国の製造業の景況感を示す指数が景気判断の節目となる「50」を3か月ぶりに下回りました。
31日の中国国家統計局の発表によりますと、5月の製造業の景況感を示す指数は4月から0.9ポイント下落し、49.5で好況と不況を判断する節目の「50」を3か月ぶりに下回りました。
▼新規受注が49.6で、1.5ポイント低下し、▼「生産指数」は50.8と節目は上回っているものの、4月から2.1ポイント下がっています。
国家統計局の専門家は「需要不足などの要因で製造業の景況感が低下している」と分析しています。
中国では不動産不況が長引くなか、地方政府による在庫住宅の買い取りなどの政策が打ち出されていますが、経済全体の停滞は続いていて、今回の製造業の景況感にも現れた形です。