北朝鮮の“偵察衛星”「多数の破片として探知された」 韓国軍

AI要約

韓国軍は、北朝鮮が黄海上に打ち上げた軍事偵察衛星が多数の破片として探知されたことを発表しました。

北朝鮮は事前通告を行い、未明から来月4日までに人工衛星の打ち上げを行うと述べていました。

朝鮮半島では緊張が高まり、日米韓は再び衛星打ち上げに警戒を強めています。

北朝鮮の“偵察衛星”「多数の破片として探知された」 韓国軍

 韓国軍は北朝鮮が打ち上げた偵察衛星とみられるものについて、「多数の破片として探知された」と発表しました。

 韓国軍は、北朝鮮が午後10時44分ごろ、西海衛星発射場のある平安北道・東倉里一帯から黄海上の南方向に向けて、「北朝鮮が主張する軍事偵察衛星と推定されるもの」を発射したと発表しました。発射されたものは約2分後、北朝鮮側の海上で「多数の破片として探知された」としています。

 これに先立ち、北朝鮮はきょう未明、国際機関に対し、きょうの午前0時から来月4日の午前0時までに「人工衛星」の打ち上げを行うと事前通告していました。

 朝鮮半島では、去年11月の北朝鮮による軍事偵察衛星打ち上げ以降、緊張が高まっていて、日米韓の3カ国は、北朝鮮が数日中に再び衛星の打ち上げに踏み切る可能性があるとみて警戒を強めていました。(ANNニュース)