パプアニューギニアで地滑り、670人超死亡か 国連

AI要約

24日に起きた南太平洋パプアニューギニアでの大規模地滑りにより、670人以上が死亡したと見られる。

多数の家屋が土砂にのまれ、集落は壊滅状態となっており、救助活動は困難を極めている。

地滑りが続いており、部族間の衝突も起きている状況で、現地は非常に危険な状況にある。

【AFP=時事】南太平洋パプアニューギニアで24日に起きた大規模な地滑りについて、国連(UN)機関の担当者は26日AFPに対し、死者は670人を超えるとの見方を示した。

 地滑りはエンガ(Enga)州の山間部で24日未明に発生。就寝中の住民と共に多数の家屋が土砂にのまれ、集落は壊滅状態となった。

 国際移住機関(IOM)のパプアニューギニア担当は、推定150棟以上の家屋が土砂に埋まり、670人超が死亡したとみられると説明。「今なお地滑りが起きており、関係者全員にとって非常に危険な状況だ」と話した。

 地形が険しい上に道路が寸断され、付近では部族間の衝突も起きており、救助活動は難航している。【翻訳編集】 AFPBB News