エベレストでケニア人死亡、無酸素登頂試み

AI要約

ケニア人の登山家がエベレストで死亡し、同行のガイドは行方不明のまま。無酸素登頂を目指していたチームであった。

遺体はエベレストの山頂から約20メートルの地点で発見され、登山家とガイドは無線連絡が途絶えた後に行方不明となった。

登山家は無酸素登頂の準備をしており、エベレストでの死者は300人以上に上る。

エベレストでケニア人死亡、無酸素登頂試み

(CNN) ケニア人の登山家ジョシュア・チェルイヨット・キルイさん(40)が22日、エベレストで死亡した。キルイさんに同行していたネパール人のガイド、ナワン・シェルパさん(44)の捜索は続いている。ネパール政府とキルイさんの勤務先が明らかにした。チームは無酸素登頂を目指していたという。

ネパールの観光当局者がCNNに語ったところによると、キルイさんの遺体は22日の夜、エベレストの山頂から約20メートルの地点で発見された。

キルイさんとシェルパさんは22日の早朝、無線連絡が途絶えた後に行方不明となった。

キルイさんの勤務先であるケニア商業銀行によると、キルイさんは「エベレストに登頂した2人目のケニア人」。

キルイさんはインスタグラムに、酸素補給なしでエベレストの登頂を目指すという試みについて「無酸素登頂には特別な準備とリスクが伴うが、肉体的には準備できている」と投稿。潜在的な病気や凍傷のために持参する薬を列挙し、ガイドも緊急用の酸素ボトルを携帯すると説明していた。

ヒマラヤ山脈の最高峰であるエベレストでは300人以上が亡くなっている。