北朝鮮メディアが親子3代の肖像画並ぶ“異例”の場面を公開

AI要約

北朝鮮メディアは金正恩総書記の肖像画が祖父や父と一緒に掲げられた場面を公開した。

金総書記が朝鮮労働党の幹部を養成する学校の完成式典に出席し、肖像画が掲げられた。

韓国はこの事例を異例とし、金総書記の地位を強調するための措置と分析している。

北朝鮮メディアは、金正恩総書記の肖像画が最高指導者であった祖父や父の肖像画と一緒に掲げられている場面を公開しました。韓国政府は「異例のことだ」としています。

朝鮮中央通信は22日、朝鮮労働党の幹部を養成する学校の工事が完了し、記念式典に金正恩総書記が出席したと報道しました。

公開された写真では、教室に金総書記の肖像画が、故・金日成主席や故・金正日総書記の肖像画と一緒に掲げられていました。

ほかにも、学校の外壁に3人の肖像画が並んでいる写真も公開され、韓国で北朝鮮政策を担当する統一省は、「親子3代の写真が並んで掲げられるのは異例で、思想指導者としての金総書記の地位を誇示する一環とみられる」と分析しています。