韓国1人メディアの収入格差が深刻化…上位10%年収3800万円、下位10%220万円

AI要約

韓国のYouTuberやBJ(ライブ動画配信者)の収入格差が拡大しており、上位10%の創作者は年間3億4494万ウォンを稼いでいる一方、下位10%はわずか2009万ウォンにとどまっている。

国税庁の資料によると、1人メディア創作者の登録者数が増加し、全体の収入も34.2%増加した。しかし、収入上位10%が全体の45.7%を占めている一方、下位10%の収入はわずか2.7%に過ぎない。

有識者や国税庁は高収入創作者だけに注目することの危険性を指摘し、脱税に対する調査を強化する方針だ。

韓国1人メディアの収入格差が深刻化…上位10%年収3800万円、下位10%220万円

【09月21日 KOREA WAVE】韓国でYouTuberやBJ(ライブ動画配信者)など「1人メディア創作者」の収入格差が拡大している。上位10%の創作者は年間3億4494万ウォン(約3794万円)を稼いでいるが、下位10%の創作者は2009万ウォン(約221万円)にとどまっている。

国税庁の資料(2022年)によると、1人メディア創作者の登録者数は1万9290人で、前年の1万6294人に比べ18.4%増加した。全体の収入は1兆4537億ウォン(約1599億円)に達し、前年から34.2%増加した。

収入上位10%は全体の45.7%を占め、1人当たりの平均収入は前年より12.7%増の3億4494万ウォン(約3794万円)だった。一方、下位10%の収入は全体の2.7%に過ぎず、1人当たりの平均収入は2009万ウォン(約221万円)だった。

有識者の間には「一部の高収入創作者だけに注目することは社会的に危険だ」との指摘が上がる。国税庁もYouTuberの広告収入や後援金、海外取引を通じた脱税に対する調査を強化する。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News