北朝鮮、昨日ゴミ風船約160個飛ばした…首都圏に落下物30個余り

AI要約

北朝鮮が秋夕連休最終日に約160個のゴミ風船を飛ばし、韓国で30個以上の落下物が確認された。

風船は生活ゴミを含む大きな袋を持ち、北朝鮮はこれまでに21回のゴミ風船散布を行っている。

北朝鮮、昨日ゴミ風船約160個飛ばした…首都圏に落下物30個余り

北朝鮮が今年の秋夕(チュソク、中秋節)連休最終日の18日午後から夜間まで、約160個のゴミ風船を飛ばしたことが確認された。

19日、合同参謀本部は「韓国軍は北朝鮮が昨日午後から夜間まで160個余りのゴミ風船を飛ばしたものと識別した」とし「現在、空中に識別されたものはない」と発表した。

合同参謀本部は「現在まで京畿道(キョンギド)北部およびソウル地域で30個余りの落下物が確認された」とし、「確認された内容物は紙類・ビニール・ペットボトルなどの生活ゴミで、分析結果、安全を害する物質はなかった」と説明した。

風船は直径2~3メートル、長さ3~4メートル程度の大きさで、風船についている落下物の袋には複数の袋が入っている。上空で爆発すると、複数の小さな袋に分かれるため、落下物の数と風船の数は必ずしも一致しない。

今回のごみ風船浮揚は北朝鮮が5月28日に1次「汚物風船」を散布して以来21回目だ。