イスラエル北部への帰還目指す ヒズボラと交戦拡大の恐れ

AI要約

イスラエル首相府は、ヒズボラとの交戦によるイスラエル北部住民の避難と帰還を含む戦闘目標を発表した。

ネタニヤフ首相は攻撃強化の必要性を強調し、米政権は交戦拡大に反対の立場を示した。

ヒズボラとの交戦が拡大する恐れがある中、緊張が高まっている。

 【エルサレム共同】イスラエル首相府は17日、パレスチナ自治区ガザの戦闘の目標に、レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラとの交戦で避難するイスラエル北部の住民の帰還を含めると発表した。治安閣議で決定した。イスラエルメディアが伝えた。ヒズボラとの交戦が拡大する恐れがある。

 イスラエルのネタニヤフ首相は16日、テルアビブで米政権のホックスティーン特使と会談。首相府などによると、ネタニヤフ氏は、ヒズボラとの交戦の影響でレバノン国境周辺から避難している住民の帰還のため「必要なことをする」と述べ、攻撃強化の必要性を訴えていた。ホックスティーン氏は交戦拡大に反対する米政権の立場を強調した。