西岸で異例のUNRWA職員射殺 イスラエル軍作戦中

AI要約

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は、ヨルダン川西岸北部のパレスチナ難民キャンプで男性職員が狙撃されたことを発表した。

イスラエル軍の急襲作戦中に射殺事件が起き、軍は応戦したと説明した。

UNRWAは10年以上ぶりの西岸での職員殺害事件として、暴力による危険を訴えている。

 【カイロ時事】国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は13日、占領地ヨルダン川西岸北部のパレスチナ難民キャンプで前日早朝、男性職員が狙撃手によって射殺されたと発表した。

 当時、イスラエル軍が急襲作戦を行っていた。地元メディアによると軍は、男性が爆発物を投げたため応戦したと説明した。

 UNRWAは、西岸での職員殺害は10年以上ぶりだと指摘。「前例のないレベルの暴力」により西岸が危険にさらされていると訴えた。