アフガンで銃撃、14人死亡 IS声明、少数派狙う

AI要約

アフガニスタン中部ダイクンディ州でISによる銃撃事件が発生し、14人が死亡

ISはシーア派の住民を標的にしたと主張。犠牲者には巡礼帰りのハザラ人も含まれる

ISはスンニ派組織で、シーア派を狙ったテロを繰り返しており、アフガンのタリバンと敵対関係にある

 【イスラマバード共同】アフガニスタン中部ダイクンディ州で12日、武装集団による銃撃があり、14人が死亡した。過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行を認める声明を出し、アフガンの少数派イスラム教シーア派の住民を標的にしたと主張した。地元メディアなどが13日報じた。

 イラクへの巡礼から戻ったハザラ人住民や出迎えの人々らが犠牲になったという。

 スンニ派のISはシーア派を狙ったテロを度々起こしており、アフガンで3年前に復権したイスラム主義組織タリバンと敵対。タリバンは掃討したと主張している。