トランプ氏、2回目のテレビ討論会は不必要と主張 ハリス氏は「行う義務ある」 アメリカ大統領選
トランプ前大統領は、ハリス副大統領が求める2回目のテレビ討論会は必要ないと主張。
トランプ氏は1回目の討論会で全ての問題が詳細に議論されたとして、追加の討論会の必要性を否定。
一方、ハリス氏は有権者のために再び討論会を行うべきだと呼びかけ。
アメリカ大統領選挙を巡り、共和党のトランプ前大統領は12日、SNSで、民主党のハリス副大統領が求める2回目のテレビ討論会は、必要ないとの考えを示しました。
トランプ大統領は12日、自身のSNSで、10日のABCテレビ主催の討論会について、自身が勝利したとの考えを改めて示したうえで、「賞金ファイターが試合に負けた時、最初に口にするのは再試合を望むと言う言葉だ」と主張しました。
そのうえで、経済や移民を巡る問題など「全ての問題はバイデン大統領との1回目の討論会とハリス氏との2回目の討論会で詳細に議論された」として、ハリス氏が求める追加の討論会の開催は必要はないとの考えを示しました。
これに対し、ハリス氏は12日の演説で「有権者のために、もう一度、討論会を行う義務がある」と改めて呼びかけました。