安保フォーラムが開幕 100の国・機関参加 中国

AI要約

中国の軍関係の学会が主催する国際会議「香山フォーラム」が北京で開催され、100超の国・国際機関の防衛担当者や研究者が参加する。地域の安保協力について議論が行われる。

フォーラムは発展途上国や中小国に対等な対話の場を提供することを目的としており、中国の董軍国防相の基調講演などが予定されている。

米国国防総省からも高官が参加し、中国との対話強化を示す証拠として注目されている。

 【北京時事】中国の軍関係の学会などが主催する国際会議「香山フォーラム」が12日、北京で始まった。

 中国メディアによると、100超の国・国際機関の防衛担当者や研究者らが参加し、地域の安保協力などについて議論する。

 フォーラムは、国際安全保障について「発展途上国や中小国に対等な対話の場を提供する」(中国軍機関紙・解放軍報)のが目的。中国の董軍国防相の基調講演などが予定されている。

 ロイター通信によると、米国からは国防総省のマイケル・チェイス副次官補(中国担当)が参加。昨年の出席者よりも高位で、中国のニュースサイト・澎湃新聞は「米が中国との対話強化を望んでいる証し」と伝えた。