存在するはずのない系外惑星「ハルラ」をめぐる謎、さらに深まる

AI要約

2015年に発見された系外惑星「ハルラ」は、本来なら主星に吞み込まれて消滅しているはずだが、なぜ存在し続けているのかが謎となっている。

主星の赤色巨星「ペクトゥ」がヘリウム核燃焼の段階にあり、ハルラの軌道までの距離をはるかに超えて膨張し、ハルラを呑み込んだはずだが、ハルラはなお存在している。

過去の仮説では、ペクトゥが別の星と合体したため大きく膨張しなかったというものもあるが、主星の年齢によって合体の可能性が異なるため、謎は解決せずに残っている。

存在するはずのない系外惑星「ハルラ」をめぐる謎、さらに深まる