復活発表の「オアシス」、ツアー料金高額でファン不満

AI要約

英ロックバンド「オアシス」が再結成ツアーを発表したが、チケット販売に関する不満の声が上がっている。

再結成ツアーのチケット販売では高額なチケット代や長時間待機、エラーメッセージが問題となっている。

チケットマスターは料金はプロモーターやアーティストが決定しており、市場に基づいたチケットが提供されている。

復活発表の「オアシス」、ツアー料金高額でファン不満

(CNN) このほど復活を発表した英ロックバンド「オアシス」だが、再結成ツアーをめぐり、ファンから不満の声があがっている。

再結成ツアーのチケットの販売は8月31日午前9時から始まった。しかし、チケット販売を請け負う「チケットマスター」での高額のチケット代や長時間にわたる待機時間、エラーを伝えるメッセージなどSNSに不満の声が出始めるのに時間はかからなかった。

アイルランド・ダブリンの市会議員ダラ・モリアーティーさんはX(旧ツイッター)に「『イン・デマンド・スタンディング・チケット』は料金が2倍なことを除けば、通常の立ち見のチケットだ」と書き込んだ。

モリアーティーさんはさらに画面を撮影した画像を投稿した。画像によれば、イン・デマンド・スタンディング・チケットの価格は415.5ユーロ(約6万7000円)でさらに手数料が必要となる。

チケットマスターの広報担当はCNNの取材に対し、「明確にしたいのは、チケットマスターはいずれのチケット料金も決定していないということだ」と述べた。

チケットマスターは公式サイトで、チケット料金はプロモーターやアーティストが決定していると説明。価格は固定か市場に基づいたもののいずれかであり、市場に基づいたチケットには「プラチナム」や「イン・デマンド」とのラベルがつくとしている。

ロンドン在住のスティーブン・ローウェルさんはXへの投稿で、チケットの入手に5時間待たされたあげく、受け取ったメッセージは「あなたのセッションは中断されました」だけだったと訴えた。

チケットマスター側は、サイトは停止していないとしている。

オアシスは来年7月にツアーを開始する予定。会場はカーディフやマンチェスター、ロンドン、エディンバラ、ダブリンなど。