タイ自動車生産、7月は前年比-16.62% 国内販売が低迷
タイの自動車生産が7月に1万24829台となり、前年比16.62%減少した。
国内販売の低迷が主な要因であり、12カ月連続の減少となった。
国内販売の低迷は家計債務の増加による自動車ローン制限強化が影響している。
[バンコク 27日 ロイター] - タイ工業連盟(FTI)が27日発表した7月の自動車生産台数は前年同月比16.62%減の12万4829台だった。国内販売の低迷が主因で、12カ月連続減となった。
6月は20.11%減だった。
1─7月は前年比17.28%減の88万6069台。
FTIの自動車産業部門広報担当者はブリーフィングで「ピックアップトラックを中心に、国内販売向けの生産が大きく減少している」と述べた。
国内自動車販売は前年比20.58%減、6月は26.04%減だった。
FTIは国内販売低迷の背景として、銀行が家計債務の増大を受けて自動車ローンに対する制限を強化したことを挙げた。