イランの攻撃脅威「継続」 対イスラエル、米国防総省

AI要約

米国防総省の報道官は、イランや親イラン組織がイスラエルを攻撃する可能性があるとの懸念を示し、警戒を緩めない姿勢を強調。

ヒズボラがイスラエルに320発以上のロケット弾を発射し、米軍は支援を求められなかったものの情報提供や偵察支援を実施。

 【ワシントン共同】米国防総省のライダー報道官は26日、依然としてイランや親イラン組織がイスラエルを攻撃する可能性があるとの考えを示した。記者団に「われわれは攻撃の脅威が続いていると分析している」と述べ、警戒を緩めない姿勢を強調した。

 レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラは7月の最高幹部殺害の報復として、今月25日にイスラエルに向けてロケット弾320発以上を発射した。ライダー氏はイスラエルから「支援の求めはなかった」とし、米軍は迎撃などに参加していないと説明した。機密情報の提供や偵察支援は実施したとしている。