ドイツ西部で式典中に7人死傷、刃物で無差別襲撃か、現地報道

AI要約

DPA通信などによると、独西部ゾーリンゲンでの祭典中に刃物での襲撃が発生し、3人が死亡し4人が重傷を負った。

容疑者は逃走中で、警察は市民に警戒を呼びかけている。

ゾーリンゲンは日本企業進出が多い都市で、事件が起きた中心部では警戒が続いている。

ドイツ西部で式典中に7人死傷、刃物で無差別襲撃か、現地報道

 DPA通信など複数のドイツメディアによると、独西部ゾーリンゲンで23日夜、「多様性」をテーマに市制施行650周年を祝う祭典中に何者かが刃物で人々を襲い、3人が死亡し、4人が重傷を負った。容疑者は逃走中だという。

 同通信によると、現場は市の中心部にある広場。独大衆紙ビルトは、容疑者が無差別に襲ったとの情報を伝えた。警察は住民に屋内にとどまり、中心部に近づかないよう呼びかけている。

 ゾーリンゲンは、日本企業が多く進出するデュッセルドルフから東に約20キロにある都市。(ベルリン=寺西和男)