尹大統領「京都国際高の甲子園優勝、奇跡のような快挙…心から祝う」

AI要約

在日韓国系学校の野球部が夏の甲子園で優勝し、尹大統領が祝福のコメントを出す

京都国際高校が奇跡のような試合展開で初の優勝を果たす

京都国際高校の歴史や教育方針についての情報も含め、記事全体を要約

尹大統領「京都国際高の甲子園優勝、奇跡のような快挙…心から祝う」

韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が23日、「在日韓国系民族学教」京都国際高校の全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)の優勝を祝った。

尹大統領はこの日、フェイスブックに「京都国際高の韓国語校歌が甲子園決勝戦の球場に力強く鳴り響いた」とし「京都国際高の甲子園優勝を心から祝う」と記した。

続いて「劣悪な条件で達成した奇跡のような快挙は在日同胞に誇りと勇気を抱かせてくれた」とし「野球を通じて韓日両国がより一層近づくことを願う。やはり野球は偉大だ」と話した。

京都国際高はこの日、兵庫県西宮市阪神甲子園球場で開かれた夏の甲子園大会決勝で東東京代表の関東第一高に2-1で勝った。9回まで0対0の無得点で拮抗した末、延長10回表の勝負で2点を先制し、10回裏に1点を返されたものの、そのまま逃げ切り優勝カップを手にした。

京都国際が夏の甲子園で優勝したのは1999年4月の野球部創立以来初めてだ。

京都国際の優勝で、夏の甲子園決勝では史上初めて韓国語の校歌が鳴り響いた。NHK放送を通じて京都国際の選手たちが試合を終えた後、「東の海を渡りし大和の地は偉大な祖先古の夢の場所」という韓国語歌詞で始まる校歌を歌う姿が全国に生中継された。

京都国際は解放直後、日本に残った朝鮮人が子女に民族精神および韓国語を教えるために1947年5月に設立した京都朝鮮中学校が前身だ。1958年韓国政府の認可を受け、2003年日本政府の正式学校認可を受けて現在の京都国際高校に名称を変えた。現在、中・高校生160人余りが韓国語・日本語・英語で勉強している。在籍学生の60-70%は日本国籍だ。学生を募集するために野球部を創立、1999年日本高校野球連盟に加入し、高校在学生138人のうち野球部所属が61人に達する。