ハリス氏勝利へ団結確認 オバマ氏「国のため全員で戦う」 民主党大会2日目・米大統領選

AI要約

オバマ元大統領が民主党全国大会で基調演説を行い、ハリス副大統領とウォルズ・ミネソタ州知事の勝利を呼び掛けた。

オバマ氏はバイデン大統領を称賛し、ハリス氏を次期大統領として推進した。

彼女のビジョンに共感し、平等な権利や良い労働条件を求める重要性を強調した。

ハリス氏勝利へ団結確認 オバマ氏「国のため全員で戦う」 民主党大会2日目・米大統領選

 【シカゴ時事】11月の米大統領選に向けた民主党全国大会は2日目を迎えた20日、オバマ元大統領が基調演説を行った。

 「私たちが信じる米国のために、全員で戦わなければならない」と訴え、同党候補のハリス副大統領(59)と副大統領候補のウォルズ・ミネソタ州知事(60)の勝利を目指し団結と行動を呼び掛けた。

 オバマ氏は、自身の副大統領を務めたバイデン大統領(81)について「大きな危機の中で民主主義を守り抜いた大統領として、歴史は記憶する」と称賛。その上で「ハリス氏にバトンは手渡された。米国は『カマラ・ハリス大統領』を迎える準備ができている」と強調した。

 さらに「私たちは皆平等につくられ、誰もが譲ることのできない権利を与えられている。それがカマラのビジョンだ」と指摘。「人々が良い賃金と労働条件を求める権利を得られるよう、立ち上がる大統領が必要だ」とも述べ、「彼女ならできる(Yes She Can)」を繰り返した。