独フランクフルト空港が夜中に突如停電…むき出しになった電線の近くにはネズミの死骸

AI要約

ドイツ・フランクフルト空港でネズミが電線をかじって停電を引き起こし、電気供給が5時間近く途絶えた。

ネズミは死骸として見つかり、空港周辺の様々な影響が報告された。

フランクフルト空港はネズミの問題によく直面し、多数の罠を設置している。

ドイツ・フランクフルト空港でネズミが電線をかじったことが原因で5時間近くにわたり空港の一部区域への電気供給が途絶えたとドイツ通信社DPAなどが6日(現地時間)、報じた。

メディアによると、停電は5日午後10時45分ごろに発生してこの日午前3時20分ごろに復旧した。この過程で変圧装置ケーブルから煙が出て消防隊まで出動した。問題のネズミはかじった電線の近くで死骸で見つかった。

フランクフルト空港は当日午後11時から翌日午前5時まで離着陸をしなかった。これに対して空港側は「この事件が当日夜の航空便が終わる直前に起きたため航空機運航に及ぼした影響は制限的」と説明した。

しかし手荷物を処理するコンベヤーベルトがストップし、カバン約1000個が適時に持ち主の手元に戻ってこなかった。空港近隣のホテル2カ所も電気供給に支障をきたした。

フランクフルト空港はこの日公式X(旧ツイッター)を通じて「テクニカルな問題によって今朝飛行機が遅延やキャンセルになる可能性がある」と明らかにした。

一方、年間約6000万人が利用するフランクフルト空港はネズミが頻繁に出没するため、約5000個のネズミの罠が設置されている。