ハリス米副大統領らの殺人予告投稿4000件超、バージニア州の男を訴追

AI要約

バージニア州在住の男がハリス副大統領らに対する殺人予告の罪に問われ、連邦裁判所に出廷。

極右系のSNS「ゲッター」に殺人予告を書き込んだことが発覚。

FBIの捜査により、殺害予告が4359件見つかる。自宅からは銃器も発見。

ハリス米副大統領らの殺人予告投稿4000件超、バージニア州の男を訴追

(CNN) 米バージニア州在住の男が5日、ハリス副大統領らに対する殺人予告の罪に問われ、連邦裁判所に出廷した。

訴追されたのはフランク・ルシオ・カリロ被告。裁判所の記録によると、ハリス副大統領やバイデン大統領、米連邦捜査局(FBI)のレイ長官、アリゾナ州当局者などに対する殺人予告を極右系のSNS「ゲッター」に書き込んだとされる。

FBIがカリロ被告の投稿を調べたところ、ハリス氏などの公人を標的とした書き込みが4359件見つかった。

中にはハリス氏の目をえぐり出すなどして殺害すると脅す内容もあり、不穏当な暴言を並べて「ゆっくりと苦しみながら死ね」などと書き込んでいた。

2023年の投稿では「銃を持て、イスラム教徒を皆殺しにしろ」と呼びかけていた。

カリロ被告はこうした書き込みを理由に自宅を訪れたFBIの捜査員に対し、「自分が投稿した」と認めたとされる。

自宅からは、同被告が23年に購入したピストル1丁と、今年購入したライフル銃1丁が見つかった。

裁判所は8日に予定されている審問で、カリロ被告の勾留を続けるかどうか判断する。