イランが軍関係者ら20人超拘束 「セキュリティー違反」NYT報道

AI要約

イラン当局がハマス最高幹部ハニヤ政治局長の殺害に関与した20人以上を拘束したという報道がある。

ハニヤ氏の殺害は滞在先に仕掛けられた爆発物によるもので、イラン当局が捜査を進めている。

拘束者は情報当局の高官や軍関係者、ハニヤ氏の従業員などであり、従業員全員が隔離下に置かれ、尋問が行われたと報じられている。

 米紙ニューヨーク・タイムズは3日、イスラム組織ハマス最高幹部のハニヤ政治局長の殺害をめぐって「セキュリティー違反」があったとして、イラン当局が情報当局の高官や軍関係者、ハニヤ氏の滞在先の従業員ら20人以上を拘束したと報じた。複数のイラン当局者の話としている。

 同紙は、ハニヤ氏の殺害は滞在先に仕掛けられた爆発物によるものだったとし、イラン当局が殺害の実行犯について捜査を進めていると伝えた。施設の従業員全員を隔離下に置いて携帯電話を含む全ての電子機器を押収したほか、首都の警備に関わる軍や情報機関の幹部も尋問したという。